2022年 POLSKA⇨FUKUOKA
2019年4月韓国釜山、
2021年9月福岡で大絶賛を受けた舞台
「水の駅」
2022年
10月
ポーランド公演
11月
福岡凱旋公演
決定!!
2021年 FUKUOKA
2019年4月
韓国・釜山市民会館で発表され大絶賛を受けた舞台が
2022年のポーランド公演を見据え
装いも新たに、2021年 福岡の地で再構築‼
新型コロナウイルスが全世界を襲い、人間の生活や生き方全般に影響を与えている。
そしてその影響は物理的な影響に止まらず、私達の価値観まで影響を及ぼす。
今までの多くの当たり前が、コロナ禍の後は当たり前でなくなった。
とりわけ人と人の関係がそうである。
直接会えない。けどオンラインで繋がれる。非対面でも対面したい。
でもやはり感染の危険を甘んじても直接会いたい。
しかし直接会わないといけない理由はあるのだろうか。
もどかしい。このもどかしさは舞台芸術のあり方を根元から揺るがす。
ただはっきりしたのは、
人と人の関係は情報の量だけで結ばれるものではない。
人と人の関係は豊かな物質の恵だけで繋がれるものではない。
人と人の関係は理屈や規則、制度だけで定められるものではない。
新しく創作に臨む<水の駅>から手掛かりを見つける。
ただよくよく見るのだ。
人と人の関係をじっくり、ただただよく見る。
何もかもを無くして、消して、手放して、人と人の間を見る。
舞台の真ん中の蛇口から水が流れている。
蛇口の周りでいっぷく休んでいく人々の姿を観る。
様々な形の人と人の関係を観る。
台詞もストーリもない。
舞台にはただ人を見ている人がいて、それを観ている観客がいる。
コロナ禍の長いトンネルの終わりには、
命の根源が流れる音はとても小さくてか弱いが、その響きは遠く観客の魂まで届く。
魂を通わせる人間関係の回復という明るい道に進められる望みを込めて創作に臨む。